古田新太がうっとうしい漫画編集者に!松下奈緒との異色コンビで魅せる「闇の伴走者」
俳優の古田新太が、女優の松下奈緒とダブル主演する連続ドラマW「闇の伴走者」(WOWOW)で、漫画編集者の役づくりのためにうっとうしさを出せるよう意識していると明かした。それを聞いた松下は、「(古田演じる)醍醐さん、うっとうしかったですね(笑)」と笑いを交えつつ、古田とのコンビで挑んだ撮影を振り返った。
「MASTERキートン」など浦沢直樹とのタッグで知られる脚本家・長崎尚志の傑作ミステリーをドラマ化した本作は、松下演じる元警察官の調査員・水野優希と、古田ふんするフリーの漫画編集者・醍醐真司の異色コンビが、漫画界の巨匠の一周忌に発見された50枚の未発表原稿から浮かび上がる35年前の連続女性失踪事件に挑む新感覚クライムミステリー。
二人は今回が初共演。お互いの印象について古田は「思ったより優しそうで良かった(笑)。美人の人ってキツいイメージがあるじゃないですか。『もう』とか言われたら怖いなと思っていたんですけど、すごく優しかったです」と明かすと、松下は「古田さんってすごく静かな方だなと思いました。本番ギリギリまでしゃべっていてパッと変わる方なのかと思っていたんですけど、そうじゃなくて安心しました(笑)」と語り、コンビを組むにあたって良い関係を築いている様子をのぞかせた。
さらに、自身の役どころについて古田は、「原作だと、醍醐は100キロ近くあるので、『オイラ、そんなにデブじゃないのにいいのかな……』と思いましたね(笑)」と語ると、「今日も撮影中ずっとポテトチップスを食べていたので、お昼ご飯食べられませんでした……」と苦労を吐露。漫画編集者という職業については、「だいたい早口で、自分の知ってることをベラベラしゃべるんですよね。うっとうしい人が多いので、できるだけそういう匂いを出して、優希にうざったいなと思っていただきたいです(笑)」と自分なりの分析を述べた。
対して松下は、「今日、初対面のシーンを撮ったんですけど、醍醐さん、うっとうしかったですね(笑)」と述懐。最終的に古田が、「でも、醍醐は優希の調査に付き合うし、基本的に人はいいんだろうなと思いながら演じています」と話し、まったく違う二人による名コンビ誕生への期待をあおった。(編集部・吉田唯)
連続ドラマW「闇の伴走者」は4月11日(土)夜10時よりWOWOWプライムにて放送(全5話、第1話無料放送)