フレディ・マーキュリー役はサシャ・バロン・コーエン!
伝説的ロックバンド、クイーンのフレディ・マーキュリーさんを描く伝記映画で、主演に決まっていたにもかかわらず降板したサシャ・バロン・コーエンが再びキャスティングされることになり、監督、脚本、プロデューサーも務めることになったとMusic Weekが伝えた。
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同メディアによれば、バンドの40年来のマネージャーであるジム・ビーチが、サシャを起用することになったとアーティスト・アンド・マネージャー・アワードの場で発表したとのこと。
クイーンのメンバーたちとの方向性が異なるという理由で、2013年にサシャは本作から降板。その後、クイーンのドラマー、ロジャー・テイラーが、映画『007 スカイフォール』などのベン・ウィショーを希望していると伝えられ、実際にベンに決定したと報じられていた。
どのような経緯を経て再びサシャが抜てきされたのかは不明だが、監督、脚本、さらにプロデューサーまで手掛けることになったことから、彼の本作への並々ならぬ熱意が感じられる。
サシャは、ティム・バートン監督の映画『アリス・イン・ワンダーランド』の続編で『ザ・マペッツ』のジェームズ・ボビンがメガホンを取る『アリス・イン・ワンダーランド:スルー・ザ・ルッキング・グラス(原題) / Alice In Wonderland: Through the Looking Glass』に出演しており、現在ポストプロダクション中だ。(鯨岡孝子)