ジョニー・デップ、手術が長引き…『パイレーツ』新作の撮影復帰も延期
大人気シリーズの最新作『パイレーツ・オブ・カリビアン:デッド・メン・テル・ノー・テールズ(原題) / Pirates of the Caribbean: Dead Men Tell No Tales』の撮影が行われているオーストラリアで、3月上旬に片手を負傷したジョニー・デップのアメリカでの手術が長引いている影響で、本作の撮影再開がさらに2週間遅れることがわかった。The Hollywood Reporterをはじめ多くの海外メディアが報じた。
当初、2週間ほどの遅れが出るのみとされ、今回の事態が撮影に与える影響は大きくないとディズニーの広報担当は発表していたが、ジョニーは指にピンを埋め込む手術を受けることになったため、さらに約2週間の遅れが発生するという。通算でおよそ4週間、撮影復帰が延期になるが、今のところ2017年7月7日の全米公開予定日を変更するという発表はない。
詳しい原因については明らかになっていないが、同作の撮影中にけがをしたわけではないとのこと。多額の製作費が投じられている超大作であるだけに、現在製作に携わっている人数の半数に当たるおよそ200人のクルーが今回の影響で足止めを食らっているようだ。
ジョニーがおなじみのジャック・スパロウ役で続投し、ハビエル・バルデムが悪役として登場するほか、新鋭の女優カヤ・スコデラーリオがヒロインを務める本作は、2月にオーストラリア・クイーンズランド州で撮影を開始していた。(編集部・石神恵美子)