1D脱退のゼイン・マリク、ネット上に流れたデモ曲はソロ用の新曲ではなかった
ワン・ダイレクション(以下、1D)からの脱退を発表したゼイン・マリクが、一人で歌っているデモ曲がインターネット上で公開され、彼のソロデビュー曲かと話題を集めたが、同曲は1Dの過去アルバム「フォー」に収録予定だった未発表曲であることがわかった。
「I Won't Mind」(日本語意味:気にしていない)と題された同曲は、音楽プロデューサーのノーティ・ボーイが、インターネット上のストリーミングサービスSoundcloudにアップしたことにより拡散。ゼインは1Dを脱退する理由に「普通の生活を送りたい」とコメントしていたが、それと相反するようなタイトルにノーティは「この音楽で語らせてあげてくれ」とツイートしていた。
これについて関係者は「ファンの方に知ってほしいのは、これはゼインのソロ曲ではないということと、今後彼が出すシングルの素材の代表曲でもないということです」と否定。過去アルバムの未収録曲であると強調した。またノーティの代理人も「ノーティ・ボーイとゼインは、この曲を昨年の1Dのアルバムのコンペに出すために制作しました」と明かしている。
このノーティの行為に、1Dのメンバーであるルイ・トムリンソンやファンたちは大激怒。ルイは自身のツイッターで「うわー、@NaughtyBoyMusic(ノーティ・ボーイのツイッターアカウント)は本当に、思いやりがないやつだね。マジで、いくつなんだよ? 成長しろよ」と怒りをあらわにしているほか、「僕は君(ノーティ・ボーイ)のビデオに対するツイートについて話しているんだ。明らかにファンを巻き込もうとしている! さて君は成功しましたね」と皮肉たっぷりにつづっている。その後ルイは何とか落ち着いたようで、ファンへの感謝のメッセージを書き込んでいた。(BANG Media International)