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邦画初!園子温監督『ラブ&ピース』北京国際映画祭コンペ部門に出品決定!

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日本映画初の北京国際映画祭コンペティション部門出品!
日本映画初の北京国際映画祭コンペティション部門出品! - (C) 「ラブ&ピース」製作委員会

 園子温監督の映画『ラブ&ピース』が、中国・北京で4月16日~23日に開催される第5回北京国際映画祭コンペティション部門「天壇奨(Tiantan)」に、日本映画として初めて正式出品されることがわかった。

【動画】『ラブ&ピース』特報

 2011年に創設された同映画祭は、中国と海外の映画産業の強い結びつきをアピールする目的で実施されており、過去にはキアヌ・リーヴスジェームズ・キャメロン監督、ジョン・ウー監督など、ハリウッドの重役やプロデューサー、監督などが多く参加している。

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 コンペティション部門「天壇奨(Tiantan)」は第3回から正式に設立されたもので、最優秀作品賞、最優秀監督賞など合計10項目の賞を競う部門だ。今年は90か国以上から930本の映画がエントリーされ、そのうち『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ』シリーズなどのツイ・ハーク監督や、『セブン・イヤーズ・イン・チベット』のジャン=ジャック・アノー監督などの作品を含む15本の映画がコンペティション部門に選出されている。

 第5回の審査委員長はリュック・ベッソン監督。そのほか、キム・ギドク監督やフェルナンド・メイレレス監督など豪華な面々が審査員を務める。『ラブ&ピース』は4月19日~21日の間に公式上映され、現地には園監督や大月俊倫プロデューサーが赴く予定。授賞式は4月23日に予定されており、日本映画初出品で受賞となるか期待がかかる。

 同作は、ロックミュージシャンになる夢を諦めたサラリーマン・良一が、1匹のミドリガメと出会ったことから始まる奇想天外な物語を、監督自身初となる特撮演出を交えて描く感動と涙のディザスター・エンターテインメント。長谷川博己が主演を務め、麻生久美子西田敏行渋川清彦奥野瑛太マキタスポーツらが出演する。(編集部・吉田唯)

第5回北京国際映画祭は4月16日~23日に開催
映画『ラブ&ピース』は6月27日よりTOHOシネマズ新宿ほか全国公開

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