『アベンジャーズ』新作、クレジット後のおまけシーンはなし!?
映画『アベンジャーズ』の続編『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』には、前作にあったようなエンドクレジット後のおまけシーンはないとジョス・ウェドン監督がEW.comに明かした。
前作ではエンドクレジット後に、アベンジャーズがエジプトや中東で親しまれる肉料理シャワルマ(ドネルケバブ)をレストランで黙々とぎこちなく食べる姿が映し出され、ファンの間では「シャワルマ・シーン」として話題になった。そのため、新作にはどんなシーンが付くのか期待が高まっていた。
しかし同サイトによると、ウェドン監督は「シャワルマ・シーン」を上回るものはできないとの理由で、新作には同様のシーンを盛り込まないことを明らかにし、「(『シャワルマ・シーン』は、)宝のようなものであり、思い付きでできた、へんてこなしゃれみたいなものだから」と語った。
その代わりに、エンドクレジット開始直後にエピローグのような短いシーンが現れると製作を務めるケヴィン・ファイギが明かすと、ウェドン監督は「だから本当に最後の最後には何もないんだよ。だまそうとしているわけじゃない。ただ、観客に知っておいてほしいだけなんだ。そうすれば10分にもわたるエンドクレジットの間、座って待たずに済むし、『ちくしょう! 殺してやる!』みたいなことにならずに済むからね」とエンドクレジット後には何もないことに念を押した。
そのほか、ファイギはアナウンスされていない女性キャラクターが登場することを認めたものの、女性ヒーローのキャプテン・マーベルが本作に出演するといううわさは否定した。
また、本作に出演することが明らかになったばかりの『ビフォア・ミッドナイト』などのジュリー・デルピーと『スクービー・ドゥー』シリーズなどのリンダ・カーデリーニの役どころについては両者共に語らなかったが、誰かが若きころのブラック・ウィドウ(スカーレット・ヨハンソン)の指導者役を務めるということを明かしたとのことで、もしかするとジュリーかリンダがその役を務めるのかもしれない。日本公開は7月4日を予定している。(編集部・石神恵美子)