ディズニー、今度は『ピノキオ』を実写化!
『ムーラン』や『くまのプーさん』の実写化企画が明らかになったばかりの米ディズニーが、今度はイタリア人作家カルロ・コロディの児童文学作品「ピノッキオの冒険」を原作にしたアニメ『ピノキオ』の実写映画化を進めているとDeadlineが報じた。
『ピノキオ』は、木製のあやつり人形ピノキオが人間の男の子になる様子を描いた作品。今回の実写版では、『アバウト・ア・ボーイ』の脚本家ピーター・ヘッジズが脚本を手掛け、ピノキオの生みの親であるゼペットとピノキオの父と子のような関係性に焦点が置かれるようだ。
同原作は1940年のディズニーによるアニメーション作品のみならず、2002年にロベルト・ベニーニが監督・主演を務めた『ピノッキオ』など、世界中で幾度となくアニメ化や実写化が行われている。
また、ダークファンタジーを得意とする『パシフィック・リム』などのギレルモ・デル・トロ監督も同原作の映画化を企画している。『ファンタスティックMr.FOX』でアニメーション監督を務めたマーク・グスタフソンがデル・トロ監督とメガホンを取り、3Dストップモーションアニメーション作品にするようだ。
ディズニーは、自社が手掛けてきたアニメ作品の実写版製作を立て続けに行っており、今月25日に日本でも公開される『シンデレラ』のほか、エマ・ワトソンが主演を務める『美女と野獣』やティム・バートンがメガホンを取る『ダンボ』などの実写作品も企画している。(編集部・石神恵美子)