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デヴィッド・リンチ降板の「ツイン・ピークス」続編、俳優陣が続投を懇願

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俳優陣からのお願いに応えるか? - デヴィッド・リンチ
俳優陣からのお願いに応えるか? - デヴィッド・リンチ - Stuart Wilson / Getty Images

 アメリカのテレビ局Showtimeで25年ぶりに復活する、カルト的人気を誇ったテレビドラマ「ツイン・ピークス」の続編企画から、クリエイターとして参加していたデヴィッド・リンチが降板。これを受けてドラマの俳優陣が、何とか彼を企画に復帰させようと活動していることがわかった。

 「ツイン・ピークス」はカナダの小さな田舎町ツイン・ピークスを舞台に、湖で女子高生が死体で発見された事件をめぐり、彼女の素顔や町の暗部が徐々に明るみになっていくさまを描いたミステリー。続編ではオリジナルキャストのカイル・マクラクランシェリル・リーダナ・アッシュブルックなどの出演が発表されており、リンチはマーク・フロストと共に全9エピソードを手掛ける予定だった。

 出演陣はFacebookに「Official Twin Peaks Cast run site」というページを設立。また「デヴィッド・リンチがいない『ツイン・ピークス』は……」という動画も投稿。映像ではシェリルやダナのほか、ウェンディ・ロビージェームズ・マーシャルメッチェン・エイミックらオリジナル版のキャストたちが次々に登場し、「デヴィッド・リンチがいない『ツイン・ピークス』は……秘密がない少女のよう」「チェリー抜きのパイよ」「制服を着ていないウエイトレスね」とリンチが同作において、いかに重要な存在であるかを訴えている。

 リンチは5日(現地時間)に自身のツイッターで、「1年4か月という長い交渉の末、脚本執筆のためにわたしが望んでいた十分な金額が提示されなかったため、手を引くことにしました」と告白。「『ツイン・ピークス』がShowtimeで生き続ける可能性はまだある」ともつづっていた。Showtime側は、「デヴィッドと代理人たちは交渉中だと思っていたため、彼の声明は残念です」とコメントしており、リンチの復帰を望んでいる旨を明かしている。(編集部・井本早紀)

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