ORANGE RANGE・RYO、銀幕デビュー!松山ケンイチの命を狙う危険な殺し屋に
沖縄県を拠点に活動する5人組ロックバンド・ORANGE RANGEのRYOが、地元・沖縄を舞台にした松山ケンイチ主演の映画『天の茶助』(6月27日公開)で銀幕デビューすることが明らかになった。RYOが演じるのは、ヤクザから主人公・茶助(松山)の殺害を依頼され、陰から茶助を狙う危険な殺し屋・根岸一輝。映画初出演ながらも危険な香りを漂わせ、寡黙なスナイパーを演じ切った。
『うさぎドロップ』(2011)でも松山とタッグを組んだSABU監督がメガホンを取る本作は、脚本家たちが地上で生活している人間の“人生のシナリオ”を執筆している天界で、お茶くみをしている茶助(松山)が、死ぬ運命にある少女を救うため、地上に降り立ち奮闘する姿を描いた作品。ヒロインを『高校デビュー』や「あまちゃん」で知られる大野いとが務め、大杉漣、伊勢谷友介、寺島進らが脇を固める。第65回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門にも選出された。
RYOは2003年にORANGE RANGEとしてシングル「キリキリマイ」でメジャーデビュー。2010年に舞台「薄桜鬼 新選組炎舞録」に俳優として出演したほか、2014年には「RYO from ORANGE RANGE」名義でソロデビューを果たしている。(編集部・中山雄一朗)