泉谷しげる、歯が抜けた!「三匹のおっさん」新シリーズのアクションで
歌手で俳優の泉谷しげるが14日、テレビ東京の天王洲スタジオで行われた「三匹のおっさん2 ~正義の味方、ふたたび!!~」記者会見・第1話試写会に来場し、アクションシーンの撮影中に歯が抜けたことを明かした。この日は北大路欣也、志賀廣太郎、大野拓朗、三根梓、そして原作者の有川浩も登壇した。
3人のおっさんがご近所の悪を成敗する有川浩の同名小説をドラマ化したシリーズ第2弾となる本作では、前作から1年後を舞台に3人が奮闘する。ステージに登場した北大路は「先日、中学の同窓会があったんですが、みんなが開口一番、あれ面白いなと声を掛けてくれた。それだけではなく、小学3年生のかわいい女の子からもファンレターをいただいて。幅広い世代に愛していただいているんだなということに感謝しつつ、『2』を頑張っていきたいと思います」と意気込んでいた。
一方、「格闘シーンで歯が抜けちまって」という泉谷は、口をニッと開いてみせて、「俺は歯が抜けたっていいじゃないかと思うんだけど、監督からそれじゃ撮れないと怒られたんです。これだけすごいことをやっているのに待遇は改善されない」と冗談交じりにぼやきつつも、「とにかく一生懸命やるしかない。皆さんに喜んでいただけるなら何でもやりますよ。どんな犠牲でも払いますよ」と語る泉谷に対して、北大路も「そのシーンは第8話で観られるので、お楽しみに」と観客に呼び掛けた。
この日、上映された第1話では「妖怪ウォッチ」をモチーフに物語が展開し、劇中では北大路が「ゲラゲラポーのうた」を口ずさむシーンも公開。北大路が「台本に歌うと書いてあったから大変ですよ。テープをもらって覚えましたよ」と楽しそうに振り返ると、原作者の有川は「原作は前作でほとんど使い尽くしてしまったんですが、今回はわたしも話し合いに参加できたのでカラーは変わらないかなと思います。ただ、プロデューサーから第1話は幽霊話と妖怪ウォッチを絡めたいというムチャぶりがあり。(第1話のゲストキャストで)たまたま別のドラマに出演していた鈴木福君にレクチャーしてもらったものが脚本に生かされています」とその裏側を明かしていた。(取材・文:壬生智裕)
「三匹のおっさん2 ~正義の味方、ふたたび!!~」は4月24日7時58分よりテレビ東京系にて放送開始