「ジェシカおばさんの事件簿」女優、89歳でローレンス・オリヴィエ賞を受賞
舞台芸術を表彰するイギリスのローレンス・オリヴィエ賞が発表され、テレビシリーズ「ジェシカおばさんの事件簿」で知られる89歳のアンジェラ・ランズベリーが舞台「ブライス・スピリット(原題) / Blithe Spirit」で助演女優賞を受賞し、会場は大歓声に包まれたという。
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同舞台は1945年の映画『陽気な幽霊』として映画化もされたノエル・カワードの作品で、アンジェラは自称霊媒師のマダム・アーカティを演じている。Mail Onlineなどによると、アンジェラの母親モイナ・マクギルも100年以上前に、この作品で舞台女優デビューを果たしたというから感動もひとしおだろう。
最近はいろいろなことを忘れがちだが、セリフは覚えていられるというアンジェラは、女優として今も舞台を踏めることに感謝し、「90歳目前ですが、最高の気分です」とコメントしている。
主演男優賞は「ア・ビュー・ブロム・ザ・ブリッジ(原題) / A View From the Bridge」のマーク・ストロング、主演女優賞は「テイクン・アット・ミッドナイト(原題) / Taken at Midnight」のペネロープ・ウィルトンが受賞している。(澤田理沙)