『ソロモンの偽証』後篇が前篇からの期待で初登場1位!『バードマン』は6位スタート!
映画週末興行成績
興行通信社が13日に発表した、土日2日間(4月11日~12日)の全国映画動員ランキングでは、宮部みゆきのベストセラー小説を映画化した2部作の後篇『ソロモンの偽証 後篇・裁判』が初登場で1位を獲得した。
全国313スクリーンで公開され、土日2日間で動員12万4,275人、興行収入1億6,228万4,900円をあげた。前作『ソロモンの偽証 前篇・事件』の公開2日間の成績と比較すると、動員比135.3%の高稼働。前篇の評価が高かったことや、セカンドランで続映中の前篇と合わせて後篇も観た層などが多かったこともあって、好調なスタートを切った。また、前篇は10日でファーストランが終了。35日間の累計動員は52万4,286人、興収は6億5,841万9,500円となった。
鬼才アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督がメガホンを取り、第87回アカデミー賞で作品賞をはじめ4冠を獲得した『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』が6位に初登場。全国166スクリーンで公開され、動員5万9,785人、興収8,100万9,940円をあげた。
先週まで首位を記録していた『映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ)』は、3位にランクダウンしたものの、公開6週目にして累計動員328万6,028人、累計興収36億7,525万2,050円を記録するなど好調をキープ。また、先週2位の『映画 暗殺教室』は今週も2位をキープ。公開4週目にして累計動員209万676人、累計興収23億6,628万2,600円を記録した。
今週末は、『名探偵コナン 業火の向日葵(ごうかのひまわり)』『ドラゴンボールZ 復活の「F」』『映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語~サボテン大襲撃~』などのアニメーション作品のほか、『ワイルド・スピード SKY MISSION』『セッション』『デュラン・デュラン:アンステージド』『インヒアレント・ヴァイス』『恋する・ヴァンパイア』(・はハートマーク)などが公開予定となっている。(ランキング・数字などは興行通信社、文化通信社、配給元など調べ)(取材・文:壬生智裕)
【2015年4月11日~12日の全国映画動員ランキングトップ10】※()内は先週の順位
1(初)『ソロモンの偽証 後篇・裁判』:1週目
2(2)『映画 暗殺教室』:4週目
3(1)『映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ)』:6週目
4(3)『エイプリルフールズ』:2週目
5(4)『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』:4週目
6(初)『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』:1週目
7(6)『イントゥ・ザ・ウッズ』:5週目
8(5)『ストロボ・エッジ』:5週目
9(7)『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』:4週目
10(8)『風に立つライオン』:5週目