津川雅彦、75歳で初カンヌへ!アニメ映画版「星の王子さま」声優が発表
映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』の日本語吹き替え版主要キャストに、鈴木梨央(10)、瀬戸朝香(38)、津川雅彦(75)が決定したことがわかった。三人は、同作のワールドプレミアが行われる第68回カンヌ国際映画祭にも参加する。津川を含めて三人とも、海外の映画祭に出席するのは初めて。津川は「海外映画祭はカンヌに限らず75歳にして初めて! これ王子さまのプレゼントかも?」と喜びを明かしている。
本作はアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリによる「星の王子さま」を初めてアニメーション映画化した作品。主人公は、母親の言いつけを守って一生懸命勉強している9歳の女の子。飛行士だという隣人のおじいさんから星の王子さまの話を聞いた女の子は、ある日病に倒れてしまったおじいさんのため、飛行機に乗って王子さまを探す旅に出る。鈴木は女の子の声を、瀬戸は女の子の母親の声を、津川はおじいさんの声をそれぞれ担当する。
鈴木と瀬戸は、アニメの吹き替えを務めるのは今回が初めて。「大切な人とケンカをして怒ったり、泣いたり、感動したりする、 とてもすてきな女の子をイキイキと演じたいと思います。『大切なことは目に見えない』ということが伝わるように頑張ります」(鈴木)、「今までにない経験だからこそ、お話をいただいたときはうれしい気持ちでいっぱいでした」(瀬戸)と意気込んでいる。
また初めてのカンヌ国際映画祭への参加に三人とも大喜び。瀬戸は「女優というお仕事をさせていただいて20数年……女優人生、一度でいいからと心の奥底で願っておりました。カンヌ映画祭に参加できるのは本当に幸せです」と語っている。カンヌ国際映画祭ではアメリカ、イタリア、中国など世界中の『リトルプリンス 星の王子さまと私』の出演者が参加し、レッドカーペットを歩く予定。(編集部・井本早紀)
映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』は11月より全国公開