会話がすれ違う男女の“頭の中”が明らかに!?驚きの映像が標準語・沖縄弁・津軽弁で
映画『インサイド・ヘッド』から、男女が会話をする中でたびたび発生するすれ違いのシチュエーションを表現した本編映像が公開。会話がお互いにかみ合わないときに、頭の中の感情たちがどのように働いているのかがよくわかる映像に仕上がっている。
本作は、『モンスターズ・インク』のピーター・ドクター監督が6年ぶりに手掛けたディズニー/ピクサーの最新作。ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ムカムカ、ビビリの五つの感情を主人公に、11歳の少女ライリーの“頭の中”で起こる大冒険が描かれる。
今回公開された映像は、ライリーが両親と夕食を食べているシーン。元気がないライリーを母親が心配し「新しい学校はどうだった?」と質問すると、ライリーは嫌々そうな様子で「まぁまぁかな」と応じる。すると母親の頭の中の感情たちの様子が映し出され、彼女たちは会議の結果、「学校でライリーに何があったのか」を調べることを決断。父親に協力を求めようと咳払いをして合図を送るが……父親は全く上の空。2度目の咳払いでようやく合図に気付いた父親の頭の中の感情たちは「なぜ妻が急にイライラしだしたのか?」を必死に考え始めるが、結局理由がわからず、こともあろうに「ライリー、学校はどうだ?」と同じ質問を繰り返し、父親は母親をガッカリさせてしまう。
さらに、父親に対して反抗的な態度を示すライリーに、父親がカミナリを落とすまでの頭の中の様子も披露され、父親の頭の中ではカミナリを「発射」するために、防衛体制を整えたり安全装置を解除したりとさまざまな手順が必要としていることが確認できる。また同シーンの方言バージョン(沖縄弁、青森・津軽弁)も公開されており、それぞれの方言によって同じ状況でも違う雰囲気で楽しめる。(編集部・井本早紀)
映画『インサイド・ヘッド』は7月18日より全国公開