『風と共に去りぬ』故ヴィヴィアン・リーさんの衣装が1,600万円以上で落札
18日(現地時間)、映画『風と共に去りぬ』でスカーレット・オハラを演じた故ヴィヴィアン・リーさんが着用したドレスが、オークションで13万7,000ドル(約1,644万円)の値をつけたという。(1ドル120円計算)
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CNN.comによれば、18日から19日にかけてカリフォルニア州ビバリーヒルズで開催されたヘリテージ・オークションには、150点近い『風と共に去りぬ』ゆかりの品が、米ユニバーサル・スタジオのヘアメイク部門で22年間働いたジェームズ・タンブリンによって出品された。落札されたドレスの色は、ヴィヴィアンさんが映画で着用したときには青みがかったグレーだったが、今では色あせてグレーになっている。
The Telegraphによると、このドレスは1960年代の初めに、ジェームズが衣装会社のウェスタン・コスチューム・カンパニーの見学中に見つけて、たった20ドルで購入したものだという。このドレスは捨てられる寸前だったものの、セルズニック・インターナショナル・ピクチャーズのラベルと、スカーレット用のドレスであることが示されていたことにジェームズが気付き、手に入れなければと思ったとのこと。
オークションでは、故クラーク・ゲイブルさんが同映画で着たスーツや、ヴィヴィアンさんがかぶった麦わら帽子も高値で落札されたという。(澤田理沙)