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『アナ雪』WOWOWテレビ初放送!空前のヒットのワケを振り返る

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ディズニー映画では異例のWヒロインも話題になった『アナと雪の女王』
ディズニー映画では異例のWヒロインも話題になった『アナと雪の女王』 - (c)Disney

 昨年、社会現象を巻き起こした映画『アナと雪の女王』がWOWOWでテレビ初放送される。最終興収254億8,000万円(日本映画製作者連盟調べ)を記録し、日本の歴代興収第3位に輝いた『アナ雪』。そのヒットの理由とは何だったのか? あらためて振り返ってみたい。

 本作ヒットの最大要因として、主題歌「レット・イット・ゴー~ありのままで~」の存在があったことは間違いない。「ありのままで」という歌詞は2014年ユーキャン新語・流行語大賞ベストテンにランクイン。世代を超えて親しまれるヒット曲がないといわれていた昨今、誰もが口ずさんだ文句なしのヒット曲となった。また、近年は日本語吹き替え版を観賞する観客が増加しているという背景も、本作のヒットを後押し。日本語版、字幕版、3D版、2D版など違うバージョンで観賞するリピーターの存在も大きかった。

 また、近年のアメリカのエンターテインメント業界では、「白馬の王子様を待つ」という古典的な女性像から脱却した「自立した女性」像が主流となっており、『アナ雪』もその流れにある。「ありのままの姿見せるのよ」と歌い、自分の殻を破っていくエルサのキャラクターを幅広い層の女性が支持したのはその証左だろう。また、ディズニー作品としては異例のWヒロインという点も大きい。快活で愛らしいアナというキャラクターは、優雅な姉エルサとは対照的。マスコット的なキャラクター、雪だるまのオラフなどキャラクターの豊かさも魅力だった。

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 さらに『アナ雪』人気は芸能界にも波及。SNSでエルサのコスプレを披露したローラいとうあさこ、同じくアナのコスプレを披露した日本テレビの水卜麻美アナウンサーなど、枚挙にいとまがない。また、アメリカではYahooが発表した、ハロウィーン用に最も検索されているキッズ用コスチュームで堂々第1位を獲得するなど、ハロウィーンでも大人気だった。

 現在、映画『シンデレラ』の併映として短編『アナと雪の女王/エルサのサプライズ』も上映中。前作を観た人ならニヤリとするような小ネタがちりばめられており、さらなる話題を集めることは必至だ。(文:壬生智裕)

『アナと雪の女王』はWOWOWシネマにて5月2日夜9:00~、WOWOWプライムにて5月3日夜8:00~放送

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