すでにオスカー最有力!トム・ハンクス×スピルバーグ×コーエン兄弟のタッグ作が公開!
トム・ハンクス主演、スティーヴン・スピルバーグ監督、そしてイーサン・コーエン&ジョエル・コーエン兄弟が脚本を手掛ける新作映画『ブリッジ・オブ・スパイ』が2016年に日本公開されることが決定した。東西冷戦下で起きた実際の事件をベースに、ソビエト連邦からの米国スパイ救出という無謀な作戦に挑んだ、一人の弁護士の姿を描き出す。
同作は、冷戦時代の1960年、CIAがソ連領空においてスパイ飛行をさせていた高高度偵察機U-2が撃墜され、パイロットが捕獲された「U-2撃墜事件」を映画化したポリティカルサスペンス。捕われのスパイを救出するべく、時の大統領ジョン・F・ケネディの指令によって巨大政府との交渉に挑んだ弁護士ジェームズ・B・ドノバンをトムが演じる。
トムとスピルバーグ監督がタッグを組むのは、『プライベート・ライアン』(1998)、『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』(2002)、『ターミナル』(2004)に続き、およそ11年ぶり4度目。そこに、脚本賞に輝いた『ファーゴ』(1996)をはじめ、これまでに四つのアカデミー賞を手にしたコーエン兄弟が加わりドリームチームを結成。すでにアカデミー賞有力候補の呼び声も高く、来年の賞レースをけん引する存在になることは間違いなさそうだ。(編集部・入倉功一)
映画『ブリッジ・オブ・スパイ』は2016年、全国公開