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キャリー・マリガン、映画界の性差別は甚大

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映画界における性差別について語ったキャリー・マリガン
映画界における性差別について語ったキャリー・マリガン - Taylor Hill / FilmMagic / Getty Images

 映画『わたしを離さないで』や『華麗なるギャツビー』のキャリー・マリガンが、「映画界では、性差別が甚だしいことは明らか」とTime Out Londonでコメントした。

【写真】『華麗なるギャツビー』ギャラリー

 マリガンは、短編やテレビ映画を手掛けてきたサラ・ギャブロン監督作『サフラジェット(原題) / Suffragette』の撮影が終わったばかり。本作は20世紀初頭のイギリスで、婦人参政権運動を急進的に展開したサフラジェットと呼ばれたメンバーたちを描く作品。穏健な活動家たちサフラジストに比べ、非合法的な手段も辞さない闘争を繰り広げた。中心的存在だったエメリン・パンクハーストをメリル・ストリープが、マリガンは活動の女性戦士の一人を演じている。

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 マリガンは「興味深い女性についての物語が、決して数多く映画化されてきたわけではないことを考えると、映画界には歴然とした性差別が存在しているということよ」とコメント。さらに「この映画に描かれたストーリーが語られるまで、100年も要したことが(偉大な女性たちについての物語が欠如している)何よりの証拠」としている。

 本作には、映画『英国王のスピーチ』のヘレナ・ボナム=カーター、映画『007 スカイフォール』のベン・ウィショーらも出演。今年9月末より、世界順次公開予定。(鯨岡孝子)

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