大泉洋、セクハラ疑惑を向けられタジタジ
大泉洋と戸田恵梨香らが27日、東京国際フォーラムで行われた映画『駆込み女と駆出し男』のプレミア試写会に出席した。イベント中、大泉が共演者からセクハラ疑惑を向けられ、慌てて釈明する一幕があった。
この日は、大泉と戸田のほかに、内山理名、陽月華、神野三鈴、武田真治、橋本じゅん、原田眞人監督も登場。大泉と戸田は二人そろって紫色の和装姿で人力車に乗って登場し、客席の間まで飛び出した特設ステージを一周して会場を沸かせた。
人力車を降りた大泉は開口一番「別にわたくしが好き好んでこんな派手な格好をしているわけではないですよ。(配給の)松竹さんが着てくださいということで」とあいさつし、「あまりこういう格好をしないので慣れていなくて。どうもバカな殿様に見えてしまいます」と自虐しはじめ、会場は大きな笑いに包まれた。
その後のトークでは、大泉が陽月からセクハラ疑惑を向けられる場面も。陽月はなぎなたの練習中に大泉から「僕の腕を使うかい?」と言われたそうで、「自分の腕を自らなぎなたにしてくださって」と経緯を明かすと、共演者やMCから「新手のセクハラじゃないですか?」と突っ込まれて大泉はタジタジに。
それでも大泉は、「セクハラでしょうか? 何がセクハラですか? わたしの手をなぎなたと思って使ってって、ジェントルじゃないですか」としれっと否定。「陽月さんが年配の先生の『よ~』っという掛け声をそのまままねをされてるのがおかしくて。あまりにも一生懸命やっているから、(リラックスさせようと思って)思わずやったのかもしれませんね」と必死に弁明して笑いを誘った。
本作は劇作家・井上ひさし氏の小説「東慶寺花だより」を基にした時代劇。江戸時代の縁切り寺を舞台に、離縁調停人が男と女のもつれた愛の糸を解きほぐし、さまざまなトラブルに巻き込まれながら訳あり女たちの再出発を手助けしていくさまを描く。(中村好伸)
映画『駆込み女と駆出し男』は5月16日より公開