ハリウッド実写版『デスノート』再始動!ホラー映画界の新鋭監督が抜てき
米ワーナー・ブラザースの下で進められているハリウッド実写映画版『デスノート』の監督に、『ザ・ゲスト』『V/H/S シンドローム』などで注目を浴びたホラー映画界の新鋭アダム・ウィンガードが就任したことが明らかになった。The Hollywood Reporterが報じた。
名前を書いた人間を死なせることができる死神のノート“デスノート”を使って犯罪者を抹殺し、悪人のいない理想の世界を作り上げようとする主人公・夜神月(やがみライト)と、謎に包まれた世界一の名探偵・L(エル)たちによる頭脳戦を描いた日本の人気漫画「DEATH NOTE」(大場つぐみ原作・小畑健作画)。
ハリウッドでの実写化企画は2008年ごろから報じられ、『アイアンマン3』のシェーン・ブラックがメガホンを取ることになっていたがその後、降板。『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』のガス・ヴァン・サントが代わりに監督に就任したと伝えられていた。
The Hollywood Reporterによると、製作には米ドラマ「HEROES/ヒーローズ」のヒロ役で知られる日本人俳優マシ・オカも名を連ね、脚本は秋に日本でも公開されるリブート版『ファンタスティック・フォー』のジェレミー・スレイターがすでに執筆したとのこと。ウィンガード監督は、夏に撮影を予定している新作ホラー映画『ザ・ウッズ(原題) / The Woods』をまず製作するようだ。
2003年から2006年まで週刊少年ジャンプにて連載され、国内シリーズ累計発行部数3,000万部を突破する「DEATH NOTE」は、日本でも2006年に藤原竜也主演、前後編の2部作で実写映画化され、2008年には松山ケンイチ演じるLを主人公にしたスピンオフ『L change the WorLd』が製作された。また先日、7月より日本テレビ系にて連続ドラマ化されることが発表され、再び注目を浴びている。(編集部・中山雄一朗)