FBI美術犯罪チームの活躍を描いたノンフィクション小説が映画化へ
20年間FBI特別捜査官として働いたロバート・K・ウィットマンが、美術犯罪チームを創設し、世界中の芸術盗品の回収に尽力したさまを描いたノンフィクション小説「FBI美術捜査官-奪われた名画を追え」が、映画化されることになったとPublishers Weeklyが報じた。
2010年に出版された本著では、1988年にFBIに入ったウィットマンが、2005年に同局初の美術犯罪チームを作り、ノーマン・ロックウェル、ピカソ、レンブラント、モネなど、行方不明になっていた世界の超一流の画家による作品やロダンの彫刻などを奪還するのに成功した様子が描かれている。
映画化権を獲得したのは、『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館』や『誘拐の掟』などを手掛けてきた製作会社クロス・クリーク。監督やキャストなど、続報が楽しみだ。(鯨岡孝子)