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「龍馬伝」の書家、ピクサーとコラボ!

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『インサイド・ヘッド』漢字ビジュアル
『インサイド・ヘッド』漢字ビジュアル - (C)2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

 NHK大河ドラマ「龍馬伝」や、テレビCM、政府関連イベントなどさまざまな題字を担当している書家の紫舟が、ディズニー/ピクサーとコラボを果たした。紫舟は、ピクサー最新作『インサイド・ヘッド』で、同作の主人公である感情たちをそれぞれ一文字で表した「漢字ビジュアル」を手掛けている。

【写真】『インサイド・ヘッド』漢字ビジュアルをそれぞれピンで

 映画『モンスターズ・インク』のピーター・ドクターが6年ぶりに監督を務めている本作は、無限に広がる“頭の中”の世界を描いた冒険ファンタジー。住み慣れた土地を離れ、新生活を始める11歳の少女ライリーの中にいる五つの感情たち(楽しい気分にするヨロコビ、悲しい気分の時に現れるカナシミ、怒りを爆発させるイカリ、嫌いなものから守るムカムカ、危険から身を守るビビリ)が、ライリーの幸せのため奮闘するさまが描かれる。

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インサイド・ヘッド
ヨロコビ - (C)2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

 以前より「いつかハリウッド映画のタイトルを書きたい」と思っていたという紫舟は、今回のビジュアルで、ヨロコビは「喜」、カナシミは「悲」、イカリは「怒」、ビビリは「怖」、ムカムカは「嫌」の文字を使い、各感情の特徴を別々の書体で表現。「漢字は、一つの意味だけでなく、複数の意味を持っています。制作時は、映画に出てくるそれぞれのキャラクターがもつ感情の体現化に努めました」と語っている。

 また紫舟は、それぞれの文字に込めた思いも説明。喜は「太陽のように明るく朗らかな気持ち、赤ちゃんが生まれたときの一番最初の感情と言われる『喜』を」、悲は「悲しみがあることによって喜びが大きくなる。感情として必要で、いとおしくなる『悲』に」、怒は「ポジティブで正義を貫き、よい方向に導く感情としての『怒』。怒っていても、愛らしくも感じられるよう」、怖は「怖=繊細で危険に気づくのが早い。『石橋を叩いて渡る』という言葉のように、安全でいるための役割を果たす」、嫌は「嫌いなものを事前に察知して拒絶することで人を守り幸せに導く」と考えながら制作したという。この「漢字ビジュアル」は、本日より全国の映画館で順次掲出される予定。(編集部・井本早紀)

映画『インサイド・ヘッド』は7月18日より全国公開

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