藤原竜也「記憶が飛ぶくらい」過酷な秘境ロケ!『探検隊の栄光』映画化
藤原竜也、ユースケ・サンタマリア、小澤征悦ら豪華キャスト共演で荒木源の同名小説を映画化した『探検隊の栄光』が今秋、公開されることがわかった。撮影は南国のジャングルさながらの全国の秘境で行われ、危険を伴う過酷なロケの連続に、藤原は「記憶が飛ぶくらい過酷な撮影でした!」と苦労を明かした。
藤原が演じたのは、俳優人生を懸け、伝説の未確認生物(UMA)・ヤーガを求めて秘境を進むテレビ番組の探検隊の隊長に挑戦することになった落ち目の俳優・杉崎。番組が面白ければ何でもありのプロデューサー(ユースケ)、大ざっぱなディレクター(小澤)、職人気質のカメラマン(田中要次)、UMAオタクの音声・照明(川村陽介)、バラエティー番組をバカにするAD(佐野ひなこ)、テキトーな現地通訳(ななめ45°の岡安章介)ら番組スタッフに振り回されながら、いつしか隊長の自覚が芽生えた杉崎が真剣に番組作りに挑む姿を描く。
UMA好きの藤原にとって、今回の役柄は「自分にドンピシャな役」だったとのこと。過酷ながらもチームワークで乗り切った撮影を「“隊長”はほぼ全てのシーンに出ていたので、途中、ユースケさんに代わってほしい……などと思っていましたが、そのユースケさん自体がクランクアップの2日前くらいまでは降板してしまいそうな程、本当に過酷で楽しい現場でした!」と振り返っている。
メガホンを取った映画『グッモーエビアン!』などの山本透監督は「撮影現場に放り出されたキャストの皆さんが、いかに過酷な環境だろうが芝居をしなければ帰れないと、半ばあきらめ? 腹をくくり、ヤケクソになりながらはじけた芝居をしまくってくれました。最高のチームワークでした」と述懐。「最高にくだらなくて、最高に楽しい探検隊が誕生しました。一刻も早く完成させて、皆さんにお届けしたい!」と意気込んでいる。(編集部・市川遥)
映画『探検隊の栄光』は今秋、全国公開