塚本晋也『野火』を大音量爆激上映!怒涛のライブイベント開催決定!
第2次世界大戦末期のフィリピン・レイテ島に取り残された日本兵たちの過酷な戦いを、映画『鉄男 TETSUO』『KOTOKO』などの塚本晋也が、製作・監督・脚本・撮影・編集・主演を務めて撮り上げた戦争ドラマ『野火』の大音量上映イベント「『野火』爆激上映&轟音ライブイベント」が、7月1日、渋谷のライブハウスWWWで開催されることが決定した。リリー・フランキーと塚本監督によるトークなど、同作の出演者たちも参加する一夜限りのイベントとなる。
本作は、「俘虜記」「花影」などで知られる作家・大岡昇平が1951年に発表した同名小説の映画化作品。肺病のため部隊を追われた一人の兵士の姿を通して、雄大な自然の中で展開する戦争の脅威が描かれる。
塚本監督といえば、とにかくボリュームを上げて映画を上映する「爆音上映」に対しても、並々ならぬこだわりを持つことでも知られる人物。この日のイベントでは、壁一面のスクリーンとライブハウスの巨大スピーカーによるごう音で極限の臨場感を作り出す。本作の魅力が最大限に発揮された、塚本監督いわく「もっともソリッドな『野火』」を体感できる上映になるという。
さらに、塚本監督の『BULLET BALLET バレット・バレエ』で俳優デビューを飾り、『野火』にも出演するドラマー・中村達也と塚本作品の音楽を数多く手掛ける石川忠による初のライブセッションも開催。塚本監督は「誰もが想像し得なかった、僕もびっくりの前代未聞のコラボレーションです。『野火』の門出にふさわしい怒濤(どとう)の一夜になること間違いなしです」と語っている。(編集部・入倉功一)
「『野火』爆激上映&轟音ライブイベント」は渋谷WWWにて7月1日開催 開場18時~開演18時30分
チケット発売:5月8日~5月10日 18時 e+にて先行販売/5月16日よりe+、チケットぴあ、ローソンチケットにて一般発売 料金:前売り3,800円、当日4,300円(各税込み/ドリンク代別)
映画『野火』は7月25日より渋谷ユーロスペースほかにて公開