『ターミネーター』新作は群像劇に!新サラ&カイル俳優が証言!
アーノルド・シュワルツェネッガー主演の大ヒットSFアクション映画最新作『ターミネーター:新起動/ジェニシス』で、シリーズを代表するキャラクターであるサラ・コナーとカイル・リース役に抜てきされたエミリア・クラークとジェイ・コートニーが、同作について語った。
衝撃の展開が待っている!『ターミネーター:新起動/ジェニシス』予告編
シリーズ1作目においてリンダ・ハミルトンとマイケル・ビーンが起用され、現在もファンからも絶大な支持を受けるサラとカイル。本作では、海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の体当たり演技が話題を呼んだエミリアと、トム・クルーズやブルース・ウィリスなど大スターとの共演が続くジェイが二人にふんする。
約12年ぶりにターミネーター役に復帰するアーノルドとの共演にジェイは「自分のキャリアの重要な部分を占める役に戻って、それを演じている人を見るのは刺激的だ」と満足気にコメント。「それに、彼にとって、おそらく一番知られたフランチャイズ作品で同じスクリーンをシェアできるなんて本当に名誉なことだよ。間違いなくね」と笑顔を見せる。
一方で、ファンから絶大な支持を受ける役どころへの挑戦に、「長きにわたって女性のアクションヒーロー像を定義付けた役を務めるということに、大きな責任を感じていたわ」とプレッシャーもあったというエミリア。しかし、「わたしたちがいる新しい環境(状況)は、今までに観客が見たものとはかなり違うものになる」と証言。ジェイも、「この作品の面白い部分はそこなんだ。作品は以前と同じ場所から始まるんだけど、そこから(これまでと違う)環境に置かれることよって、キャラクターがかなり違うものに変化していく」と語る。
さらにジェイは、本作がターミネーターの存在に頼る映画ではなく、「主役がいるとは言わない。シンプルに答えるなら、これは間違いなく群像劇だよ」とコメント。「プロジェクトのあまりの巨大さにちょっと怖くなるときもある」というエミリアも、「けどそのハートには、キャラクター同士の関係を描いている美しいストーリーがある。全てのキャラクター、特にサラには美しい旅が用意されていて、彼女が暮らしてきた環境もこれまでと大きく違い、物語の中での変化がとても大きい。そういう役はいつやっても楽しいものよ」と笑顔を見せた。(編集部・入倉功一)
映画『ターミネーター:新起動/ジェニシス』は7月11日より全国公開