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ガンバが24年ぶりスクリーンで復活!白組「冒険者たち」を3DCG映画化!

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「ガンバの冒険」で知られる「冒険者たち」が3DCG映画に!
「ガンバの冒険」で知られる「冒険者たち」が3DCG映画に! - (C) SHIROGUMI INC., GAMBA

 1975年に「ガンバの冒険」としてテレビアニメ化された児童小説「冒険者たち ガンバと15ひきの仲間」(岩波書店)を、『STAND BY ME ドラえもん』などの映像製作会社・白組が3DCGアニメーション化。映画『GAMBA ガンバと仲間たち』として10月10日に公開されることが明らかになった。

 同作は、どう猛な白イタチ・ノロイが支配する「夢見が島」を舞台に、町ネズミのガンバと仲間たちが、島のネズミたちを助けるために戦う姿を描いた、斎藤惇夫の児童文学。1991年公開の『ガンバとカワウソの冒険』以来、24年ぶりの映画化となり、「相棒」「リーガルハイ」シリーズの脚本家・古沢良太がアニメ作品に初挑戦。白組の副社長でもある小川洋一が総監督を、同社で演出などを手掛ける河村友宏小森啓裕が共同監督を務める。

 原作の3D化となるため、テレビ版とは違うキャラクターデザインになるのはもちろん、メインキャラも一部変更。声優はキャスティング中で、テレビアニメ時代の声優陣も含め、さまざまな可能性を検討していくという。

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 制作の動機となったのは、1995年公開の『トイ・ストーリー』。白組の島村達雄代表取締役社長は「これ以上、遅れをとったら、アメリカ(特にピクサー)の背中が見えなくなってしまう」と3DCG映画の製作を決意。小川総監督が「冒険者たち」を提案し、3DCG映画に限定して原作者の許諾を得たことで、2000年から本格的に企画がスタートした。2008年には、リーマンショックの影響で製作委員会の中核となるはずだったテレビ局が撤退。しかし、「必ず3DCGの時代が来る」という思いから単独事業として制作を継続。構想15年、製作期間10年、総製作費20億円という一大プロジェクトとなった。

 そして2013年の暮れ、『スパイダーマン』『アイアンマン』などのプロデュサー、アヴィ・アラッドが製作総指揮に就任。北米配給に向けてテンポアップが図られた。テレビ版について「2Dアニメの頂点にあるもの」という島村社長は、往年のファンが違和感を持つのは仕方がないとしながらも、本作を「ワールドワイドで」認められる作品にするべく、アヴィの監修によって日本的な感動だけではない、「スカッとなるスピード感があっていい」作品になったと自信のコメント。その仕上がりに期待がかかる。(編集部・入倉功一)

映画『GAMBA ガンバと仲間たち』は10月10日より2D / 3D全国公開

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