綾瀬はるか・長澤まさみ・夏帆・広瀬すず、六本木で美の競演
11日、映画『海街diary』完成披露イベントがTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、4姉妹を演じた綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずらが500株のあじさいが咲き誇るステージに登場した。
冒頭のあいさつでは開口一番「お忙しい中」を「おいしょがしい中」とかんでしまい、会場から「かわいいー」と歓声を受けた綾瀬。劇中ではしっかり者の長女を演じており、「あれが本当のわたしです」と笑いを誘い、長澤は「実際のはるかちゃんはジョークが効いていて面白くて、みんなをいつも笑わせてくれる人ですね」と紹介した。
天然で知られる綾瀬だけにMCが「笑わせてくれるんですか? 笑われているんですか?」とつっこむと、夏帆は「笑わせてくれるんですよね」と綾瀬のチャーミングな素顔を振り返った。
一方、今まで綾瀬のことを「テレビで観ていた」存在だったという広瀬は、「お芝居のスタートがかかると(劇中で演じる)幸さんに変わるけど、それまでは幸さんの面影もあるけどテレビで観ていた印象のまんまでした。一番年齢が離れているけど、緊張せずに楽しくお話させてもらいました」と先輩たちとの共演に緊張と喜びいっぱいの様子。
そんな初々しい広瀬に綾瀬は「すごくしっかりしているところと16歳のあどけないところが絶妙なバランスで、それでいてクールなところも映像になると目を引くし気になる存在でした」と印象を語った。
同作は、吉田秋生のコミックの実写化。鎌倉に暮らす3姉妹と父親が他の女性ともうけた異母妹が、共同生活を送る中でさまざまな出来事を経て家族の絆を深めていく姿を追う。イベントには大竹しのぶ、風吹ジュン、リリー・フランキー、是枝裕和監督も出席した。(中村好伸)
映画『海街diary』は6月13日より全国公開