松崎しげる、ねば~る君に説教「全然絡めない」
歌手の松崎しげるが21日、都内で行われた映画『ジェームス・ブラウン~最高の魂(ソウル)を持つ男~』公開記念イベントに納豆をモチーフにした茨城県の非公認ゆるきゃら・ねば~る君と出席。イベントで得意のシャウトを響かせながら、ねば~る君と相性良さげにトークを展開したが、イベント後の囲み取材では態度を一転、「全然絡めない」とねば~る君を説教していた。
自身がリスペクトする伝説のソウル歌手、ジェームス・ブラウンの伝記映画イベントとあって気合の入り方が違うのか、65歳とは思えないノリノリのステップで登場した松崎。JB(ブラウンの通称)の話になると、「俺の青春がよみがえりますね~。しげるブラウンと呼んでください」とノリノリ。その後、ねば~る君とシャウトやダンスを披露して会場を沸かせたが、イベントが終わると、ねば~る君に突然「元気がない」と苦言を呈した。
ねば~る君を前に「納豆は好きです」と話した松崎。だが、ねば~る君については「全然絡めない。俺の中にはやっぱりねば~る君はないね」とばっさり。JBが生前、テレビ放送にもかかわらずフレームから飛び出すほどの元気なパフォーマンスをしていたことを例に挙げて、「まだまだフレームからはみ出せてない。もう少し元気の良さがないと。そこらへんがふなっしーと違うところ」とぴしゃり。ねば~る君を萎縮させていた。
だが、人気のねば~る君に商売っ気もチラリ。不意打ちのように「俺がテーマソングを作ってやる」と切り出すと、「ねば~! ねば~!」と即席シャウトでテーマ曲を作成。ねば~る君を「やれるわけないねば!」と困惑させるなど、終始松崎節をさく裂させていた。また松崎は周囲の期待に応えるため、自宅の日焼けマシーンで日焼けを欠かさないといい、マシーンに「フロリダ」と名前を付け、夫人に「ちょっとフロリダに行って来る」と言っては、肌を黒くしていると明かしていた。(取材・文:名鹿祥史)
映画『ジェームス・ブラウン~最高の魂(ソウル)を持つ男~』は5月30日よりシネクイントほかにて公開