ガエル・ガルシア・ベルナルがチリの詩人パブロ・ネルーダを描いた作品に出演!
アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた映画『NO』で注目を集めたチリのパブロ・ラライン監督が手掛ける新作『ネルーダ(原題) / Neruda』に、ガエル・ガルシア・ベルナルが出演することがVarietyや複数のメディアによって明らかになった。
本作は、チリの制作会社ファビュラ、フランスの制作会社ファニー・バルーンズ、リボーン・プロダクションズ、スペインのステムブロ・シネ、アルゼンチンのAZ フィルムズが共同で製作する予定の作品。監督はパブロ・ララインが務め、脚本は舞台作家のギレルモ・カルデロンが、アンドレス・ウッドと共同執筆する。
パブロ・ネルーダは、チリ出身の国民的詩人であり、政治家。本作では、ネルーダが上院議員に当選してチリの共産党に入党したものの、その後共産党が非合法化されたため、国外逃亡してイタリアに亡命した時代に、南アメリカに捧げた詩集「大いなる歌」を書き始めた過程などが描かれるそうだ。
キャストには、映画『独りぼっちのジョニー』、『NO』のルイス・ニェッコがパブロ・ネルーダ役に挑戦することになり、そしてこのたび、国外逃亡したパブロ・ネルーダを追う警察オスカー・ペルチョノー役に、映画『モーターサイクル・ダイアリーズ』『バッド・エデュケーション』のガエル・ガルシア・ベルナルが挑戦することになった。
撮影は6月から開始するようだ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)