「南くんの恋人」11年ぶりドラマ化！南くんは超イケメンキャラに変身

　身長が突然16センチになってしまう幼なじみの女の子と高校3年生の南くんの恋と同棲生活を描いた内田春菊の漫画「南くんの恋人」が、テレビドラマ化されることがわかった。同漫画がドラマ化されるのは、1990年、1994年（1995年にスペシャル放送あり）、2004年に続く11年ぶり4作目。主人公・南瞬一を「地獄先生ぬ～べ～」「水球ヤンキース」などの中川大志、ヒロイン・堀切ちよみを『映画 暗殺教室』『Zアイランド』などの山本舞香が演じ、「南くんの恋人～my little lover」というタイトルで今年、フジテレビで放送予定。

　原作ではおっとりした南くんだか、今作では学力優秀で超イケメンのキャラクターに変身する。原作者の内田は台本を読み、「現実にはむずかしいからこそ愛を誓うことが大切なのだということを痛感し、しみじみと感動（反省を含む）しました」とコメント。NHKの朝ドラ「おひさま」や、大ヒットドラマ「家政婦のミタ」などにも出演し、今回ドラマ初主演を飾る中川は南くん役に喜びやプレッシャーを感じているといい、「原作とは一味違う新しい南瞬一を、自分なりに演じたい」と意気込んでいる。

　ちよみ役の山本は、「普通の大きさの人と比べて、小さくなったちよみの生活がどれだけ大変なのか監督と相談しながら」演じているという。また、「ちよみはダンス部に所属している子なのでダンスの練習もしました。ダンスは初めてなので足を引っ張らないように頑張ります！」と気合十分。共演は秋本奈緒美、有森也実、角替和枝ら。ドラマ「イタズラなKiss2～Love in Tokyo」のスタッフが再集結する。（編集部・小松芙未）