スティーヴン・キング「IT」映画化、日系アメリカ人監督が降板
世界的人気を誇るスティーヴン・キングの小説「IT」の映画化を監督予定だった日系アメリカ人のケイリー・ジョージ・フクナガ監督が、急きょ降板したことが The Hollywood Reporter などによって明らかになった。
【動画】ケイリー・ジョージ・フクナガ監督作品『闇の列車、光の旅』
情報筋によると、フクナガ監督が降板した理由は、ニューラインシネマが提示した製作費に対して、フクナガ監督が提示した額の方が大きかったことで生まれた、予算の問題とのこと。
本作は子供と大人の時代に分けて2部作で製作され、3週間以内には撮影が開始される予定だった。フクナガ監督の降板を受け、脚本は書き直されている最中だという。
不気味なピエロのペニーワイズ役には、『なんちゃって家族』『メイズ・ランナー』で知られる若手俳優のウィル・ポールターが出演交渉中だと報じられていた。しかしフクナガ監督の降板によって、ウィルの出演も不透明な状態になっているとのこと。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)