20年ぶりに再会した元恋人は運命の人?『きみに読む物語』原作者のベストセラー映画化!8月日本公開
『きみに読む物語』の原作者ニコラス・スパークスのベストセラーを映画化した『ザ・ベスト・オブ・ミー(原題) / The Best of Me』が、『かけがえのない人』という邦題で8月に日本公開されることが明らかになった。
本作は、“泣ける恋愛小説の旗手”として知られるベストセラー作家ニコラス・スパークスの恋愛小説を映画化したラブストーリー。ルイジアナ州の田舎町を舞台に、高校時代に愛し合いながらも不幸な事故のせいで別の道を進んだドーソンとアマンダ。20年後、ドーソンは人生の恩人でもある友人の遺言をかつての恋人アマンダと実行することになる。二人の愛しくも切ない過去と、再会したことで運命が交錯していく現在を交互に映し出しながら、豊かな人間ドラマと至高の愛を描く。二人に待ち受ける意外な結末に、涙すること必至の一本だ。
当初ポール・ウォーカーさんが演じる予定だったドーソン役を務めたのは、『幸せになるための27のドレス』『X-MEN』シリーズなどのジェームズ・マースデン。最悪な家庭環境や悲惨な経験のせいで幸せを求めることを禁じたドーソンを、繊細な仕草や視線で見事に体現している。ドーソンが一途に愛し続けたアマンダにふんしたのは、『ミッション:8ミニッツ』『M:i:III』などのミシェル・モナハン。空虚な夫婦生活にしがみついていることを自覚しながら、アクションを起こせない主婦をしっとりと演じた。
高校時代のドーソンとアマンダ役には、注目株のルーク・ブレイシー&リアナ・リベラトが抜てき。メガホンを取ったのは、『終着駅 トルストイ最後の旅』のマイケル・ホフマン監督。レディ・アンテベラムが書き下ろした楽曲など、本作をドラマチックに盛り上げるカントリーソングを中心とした心地よい音楽の数々にも注目したい。(編集部・吉田唯)
映画『かけがえのない人』は8月にYEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開