ディズニー『トロン』第3弾は中止へ
米ディズニーは、企画が報じられていたSF映画『トロン』シリーズの第3弾にあたる新作を製作しないことがわかった。 The Hollywood Reporter が報じた。
2010年公開の前作『トロン:レガシー』は、1982年公開のジェフ・ブリッジスとブルース・ボックスライトナー主演の『トロン』から約28年ぶりの続編として、話題になった。第3弾では、ジョセフ・コシンスキー監督が再びメガホンを取り、主演を務めたギャレット・ヘドランドとオリヴィア・ワイルドも引き続き出演、今秋にもバンクーバーで撮影を開始するのではないかと報じられていた。
ディズニーは、ジョニー・デップらが出演する『アリス・イン・ワンダーランド』の続編『アリス・スルー・ザ・ルッキング・グラス(原題) / Alice Through the Looking Glass』や、エマ・ワトソンが主演を務める実写版『美女と野獣』など、自社が手掛けてきたアニメ作品の実写版製作を多く企画しているため、本企画の製作が取りやめになったのではないかと考えられる。(編集部・石神恵美子)