平愛梨、『呪怨』伽椰子&俊雄がコワすぎて過呼吸に!本当に髪が伸びた?
人気ホラー映画『呪怨』シリーズの最新作『呪怨-ザ・ファイナル-』の完成披露試写会が2日、都内で行われ、主演の平愛梨、桐山漣、おのののか、落合正幸監督が登壇した。劇中に登場する伽椰子(最所美咲)と俊雄(小林颯)がとにかく怖かったという平は、現場で過呼吸を起こして撮影が中断するほどのめり込んだと告白。「撮影前の伽椰子さんは普通なのに、本番になると、本当に髪が伸びて、手も伸びるんです!」と目を見開きながら真顔で語り、いつもの天然ワールドをさく裂させていた。
平愛梨、『呪怨』伽椰子&俊雄と仲良く舞台あいさつ!フォトギャラリー
本作は、ハリウッドでもリメイクされた『呪怨』シリーズの完結編。小学校教師の妹・結衣(佐々木希)の失踪を知った姉の麻衣(平愛梨)が、妹が失踪前に頻繁に家を訪れていた不登校生徒・俊雄(小林颯)の行方を追ううちに不可解な出来事に巻き込まれていく姿を描く。
日本を代表するホラー映画の主演を任され、最初は尻込みしたという平は、「怖がりなわたしには絶対にできないと思ったし、しかも1999年から続く伝統あるシリーズのファイナルを飾る作品ということで不安しかなかった」と吐露。一方で、「身内や友人が、あの『呪怨』を愛梨がやるの? ってすごく喜んでくれたことがうれしかった」と満面の笑みを浮かべる。
一方、本格的な映画出演は初めてだというおのは、「小学校から観ていて、よく『あ、あ、あ、あ……』というあの(伽椰子の)声をまねしていた映画に、まさか出演するなんて本当にビックリ。今23歳なんですが、女子高生役ということで久々に制服も着て大丈夫かなって思いました」と告白。すると、落合監督はすかさず、「鼻血が出そうだったよ!」とうれしそうにフォローしていた。
また舞台あいさつの最後には、「死ぬ前に食べたいものは?」というMCからのお題に出演者が答える中、突然バックボードを突き破り、伽椰子と俊雄が乱入。驚きもつかの間、死んでいるはずの二人がマイクを握り、伽椰子は「おしんこ」、俊雄は「からあげ」を死ぬ前に食べたいと告白し、この日一番の爆笑をさらった。(取材:坂田正樹)
映画『呪怨-ザ・ファイナル-』は6月20日より新宿バルト9ほか全国公開