『ハンガー・ゲーム』完結編は全世界同時公開!
2012年に第1作目が公開されて以来、歴史的大ヒットとなったSFアクションシリーズ『ハンガー・ゲーム』の最終章・後編『ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション』の全世界同時公開が決まり、日本でも11月20日に公開されることが明らかになった。最終章・前編『ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス』の日本公開(6月5日)を待たずしてのこの発表に、ファンは大興奮だろう。
本シリーズは、アメリカで驚異の2,000万部以上のベストセラーとなった、スーザン・コリンズの小説を基に映画化されている。プレイヤーが最後の一人になるまで殺し合うサバイバルゲームの出場者となった少女カットニスの活躍を描き、全世界でメガヒットを記録した人気シリーズだ。最終章では、独裁国家パネムに対抗する組織に加わったカットニスを待ち受ける壮絶な運命が描かれる。
今回公開された特別映像からは、過去2度にわたって死のサバイバルゲームを生き延びたカットニスが、これまで以上に過酷な試練に直面することがうかがえる。反乱軍の革命のシンボル“マネシカケス”として、プレッシャーと闘いながらも、独裁国家に立ち向かうことを決意するカットニスだが、政府の人質となった戦友ピータと再会し、新たな葛藤が生まれる。過去のゲームを共に生き抜いた戦友ピータは、今や独裁政府のマインド・コントロールを受け、プロパガンダ番組にも出演するなど、政府軍の中心人物となっていた。カットニスは内なる葛藤を抱えながらも、“マネシカケス”として国家に立ち向かい、ピータを救うことを誓う。
多彩なキャラクターが織りなす人間模様と主人公の成長が描かれている本作品だが、特別映像からは、シリーズ過去2作品を上回るスペクタクルシーンが盛り込まれていることも確認できる。カットニスをシリーズ通して演じてきたジェニファー・ローレンスは「わたしは、クランクイン当日から泣いていたわ。なぜってあとわずかでこのシリーズとお別れしなきゃいけないからよ。監督のフランシス(・ローレンス)からは、『すぐに慣れるさ』と言われたけど、とんでもなかった。わたしったらことあるごとに泣いちゃっていたのよ……」とシリーズへの愛情と名残惜しさをのぞかせていた。(編集部・高橋典子)
映画『ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス』は6月5日より全国公開
映画『ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション』は11月20日より全国公開