『攻殻機動隊』最新作12分冒頭映像を公開!「草薙はメスゴリラ」発言も
6月20日の公開に先駆け、『攻殻機動隊ARISE』4部作を締めくくる映画『攻殻機動隊 新劇場版』の冒頭12分の映像がお目見えとなった。
本映像で映し出されるのは、『攻殻機動隊 新劇場版』で描かれる「大使館人質事件」「総理大臣暗殺事件」がぼっ発するまでの様子。大使館で起きた人質事件の調査をすべく大使館に突入したリーダー、草薙素子らメンバーが繰り出す激しい銃撃戦、肉弾戦のほか、ロジコマも登場。そして、陸軍機関の女性リーダー、クルツの制止も間に合わず、爆弾の入ったトランクを開ける総理大臣……。
とりわけ目を引くのは、大使館へ突入する前のミーティングのシーン。上司・荒巻の指令を待たずに作戦を進めようとする素子に、メンバーたちが尻込みする中、素子は「おまえたちはわたしが見つけた最高のパーツだ。パフォーマンスを発揮できないなら、いつでもパージしてやる。ただし、おまえたちの大半はわたしの部隊にいない限り刑務所行きか、誰かに背中を撃たれる運命だ」と一喝(いっかつ)。
トグサやバトーらはそんな強引な彼女に「人を部品呼ばわりかよ」「あれで発破かけているつもりなんだろ、世間知らずのお姫さまは」「鬼だな……メスゴリラが」「ひでえ女だ」など陰で非難ごうごう。と反発しながらも、素子の勇ましさに気押されたのか、何だかんだいって彼女に付いて行こうとする。攻殻機動隊チームが「機能」しつつあるさまにニヤリとさせられるはずだ。「てめえが俺の獲物か」など、キザなセリフをキメるバトーのおとこ気にも魅せられる。(編集部・石井百合子)
映画『攻殻機動隊 新劇場版』は6月20日全国公開