『バッドボーイズ』第3弾、マイケル・ベイに代わる監督は?
黒人刑事コンビが繰り広げるアクションコメディー映画『バッドボーイズ』の第3弾に、『THE GREY 凍える太陽』などのジョー・カーナハンが、脚本家兼監督として交渉中であるとVarietyが報じた。
同サイトによると、米ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントは、カーナハン監督に『不都合な真実』のデイヴィス・グッゲンハイムが書き上げた草稿を基に、脚本を執筆してもらうと同時に、監督も務めてほしい意向だという。
ウィル・スミスとマーティン・ローレンスが主役の黒人刑事コンビを演じている本シリーズ。マーティンは昨年、米トーク番組で第3弾の製作が進められていることを認めている。また同年に、引き続き出演するのか公式の発表をしていないウィルに対して、ツイッターなどで「11年前の今日、『バッドボーイズ2バッド』が公開された。第3弾を作るべきときが来たなって感じているよ……どうだい、ウィル?」と問い掛けをしており、ウィルからの返答はないものの、ウィルの再登板に期待が高まっている。
多忙なウィルは現在、DCコミックスの人気悪役が結集する話題の新作『スーサイド・スクワッド(原題) / Suicide Squad』の撮影中であり、その撮影が終わり次第、ウィルが本作に取り組めるように、ソニーは迅速に準備を進めているそうだ。
本シリーズの第1弾は、いまや『トランスフォーマー』シリーズなど多くのヒット作を世に送り出しているマイケル・ベイの記念すべき監督デビュー作。前2作同様、ベイ監督がメガホンを取ることを望むファンも多いかもしれないが、新たな監督の手掛ける『バッドボーイズ』というのもまた興味深い。(編集部・石神恵美子)