女性の首絞め逮捕されたエミール・ハーシュ、有罪の場合は禁錮刑も
映画『イントゥ・ザ・ワイルド』『ローン・サバイバー』などで知られる俳優のエミール・ハーシュが、米パラマウント ピクチャーズの子会社インサージ・ピクチャーズの女性幹部であるダニ・バーンフェルドの首を絞めて逮捕された事件の予審が、8月17日(現地時間)にユタ州の裁判所で行われることになった。Access Hollywood やVarietyなどが報じている。
事件が起こったのは、今年1月25日(現地時間)の深夜、インディペンデント映画を対象としたサンダンス映画祭が開催されていたユタ州のパークシティにあるナイトクラブだった。泥酔状態のエミールは、ダニに「サンダンスにふさわしくないお金持ちのお嬢さん」などと言ってつかみかかった。エミールはダニに押し返されたため、仲間と共にその場を後にしたものの、その直後には背後から再びダニに近づいて、首に手をかけて押し倒し、馬乗りになって首を絞めたという。
近くにいた2人の男性に止められたエミールはその翌朝に逮捕され、加重暴行罪と酩酊(めいてい)状態の罪で起訴された。エミールは事件について、かなり酔っていたため記憶がないと語っており、彼の弁護士によれば、事件後はリハビリ施設に入所してカウンセリングも受けたという。エミールが有罪となった場合、最も重い罪では5年の禁錮刑と罰金5,000ドル(約60万円・1ドル120円計算)もあり得るそうだ。(澤田理沙)