『マッドマックス』真の主役?シャーリーズ・セロンが丸刈りで挑んだアクション映像
大ヒットアクションシリーズ30年ぶりの最新作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』から、シャーリーズ・セロンが自身の髪を切り落とし、丸刈りで演じた反逆の女戦士フュリオサをフィーチャーした特別映像が公開された。
映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』フュリオサの特別映像
前3部作のメル・ギブソンに代わりトム・ハーディを主演に迎えた本作では、砂漠を牛耳るイモータン・ジョーの一団に捕らわれた主人公マックスが、反逆を企てるジョーの配下である女戦士フュリオサらと手を組み、強大なジョーの勢力に戦いを挑む姿が描かれる。
そんな中でも、フュリオサがマックスと対峙(たいじ)するもう一人の主役として圧倒的な存在感を放っていることが今回公開された特別映像でよくわかる。映像はフュリオサが運転する戦闘車ウォー・リグのハンドルを切って、ジョーの追っ手の車を蹴散らす場面で始まり、その後もマックスとの初対面での格闘や、運転中の車から半身を乗り出してライフルを放つなど迫力のアクションシーンが続く。
劇中シーンの合間には、シャーリーズ本人に加え、トムやジョージ・ミラー監督がフュリオサについて語る映像が流れる。監督が「フュリオサは女たちを解放しようとして、その中で壮大な戦いを引き起こす。この最後の賭けで、(フュリオサは)生きる意味を見いだしたい」と説明したように、ジョーによって支配された5人の女たち「ワイブス」を解放するために戦うフュリオサの姿はとても印象深い。そして最後は、フュリオサが広大な砂漠の地でただ一人ひざまずき、絶叫するというインパクト大のシーンで締めくくられている。(編集部・石神恵美子)
映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は6月20日より全国公開