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「ひつじのショーン」は20匹いた!アードマン人形制作の裏側公開!

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人間だけで190体! 気が遠くなりそうな作業を経て作られている「ひつじのショーン」
人間だけで190体! 気が遠くなりそうな作業を経て作られている「ひつじのショーン」 - (C) 2014 Aardman Animations Limited and Studiocanal S.A.

 『ウォレスとグルミット』シリーズの英国アードマン・アニメーションズが生んだストップモーション・アニメ初の長編劇場版『映画 ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~』から、制作の舞台裏を紹介する特別映像が公開。ショーンをはじめとする、人形たちの制作過程の一端が明かされた。

 映像で人形たちについて語るのは、ショーンをはじめとする人形たちの制作などを手掛けるシニア・モデル・メーカーのナイジェル・リーチ。机の上にずらりと並んだ人形たちの後ろには、膨大な数のデザイン画が貼られており、一体一体の制作に、並々ならぬ労力が費やされていることをうかがわせる。

 ナイジェルによると、映画のために制作された人形は人間のモデルだけで190体。一つのキャラクターにつき、衣装の違いなどに合わせて何体もの人形が作られたといい、ショーンたちが暮らす牧場の「牧場主」は9体のモデルを用意。さらに、本作の顔でもある主人公のショーンに至っては、20体もの人形が制作されたという。

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 映像では、気になる人形たちの骨組みも明らかに。かわいくてシンプルな見た目とは裏腹に、その中身は精巧な機械を思わせる、複雑な構造になっていることが確認できる。

 人形について語るナイジェルは、自分が一番満足する瞬間について「コツコツ作った人形が完成した時だ」と笑顔。「皆が喜んでいるときもだね」と続けると、ほんの少しの皮肉を込めながら、「アニメーターに文句を言われることもなく人形の出来栄えや動きに監督が満足してくれている。最高だね」とコメントしている。(編集部・入倉功一)

『映画 ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~』は7月4日より全国公開

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