新『ターミネーター』、旧作へのオマージュたっぷり!ファン必見の本編映像
映画『ターミネーター:新起動/ジェニシス』から、シリーズの生みの親であるジェームズ・キャメロン監督の手掛けた旧作へのオマージュを感じさせる、ファン必見の本編映像が公開された。
同作は、未来の軍事システム「スカイネット」が、将来人類反乱軍を率いることになる男の母親を葬るため、未来から送り込んだ殺人機械ターミネーターと、人類の運命を知る人々との戦いを描いた『ターミネーター』シリーズ最新作。『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』などのアラン・テイラーが監督を務め、アーノルド・シュワルツェネッガーが12年ぶりにターミネーター役としてシリーズに復帰する。
公開された本編映像は全部で2本。一つは、液体金属のターミネーター・T-1000から、カイル・リース(ジェイ・コートニー)を助けるために車で駆けつけたサラ・コナー(エミリア・クラーク)が、カイルに「命が惜しけりゃ、乗って」と言い放つシーン。このセリフは、1作目『ターミネーター』でカイル(マイケル・ビーン)からサラ(リンダ・ハミルトン)へと、さらに『ターミネーター2』でT-800型ターミネーター(シュワルツェネッガー)からサラへと向けられる一言で、ファンの中で語り継がれる名ゼリフとなっている。
もう一本のクリップは、味方であるT-800を敵と誤解して破壊しようとしたカイルが、返り討ちに遭い気絶させられてしまう場面。カイルを心配するサラに、T-800が「殺していない」と声を掛けるカットは、2作目でT-800がジョン・コナー(エドワード・ファーロング)から、人を殺さないように教え込まれるシーンを思わせ、『ジェニシス』が、新たな物語を描くと同時に、キャメロン監督に多大なるリスペクトをささげた一本になっていることをうかがわせる。(編集部・入倉功一)
映画『ターミネーター:新起動/ジェニシス』は7月10日より全国公開