釈由美子、鍛え過ぎてボディーがライザップ化!
女優の釈由美子が20日、都内で行われた映画『KIRI-「職業・殺し屋。」外伝-』初日舞台あいさつに、久保田悠来、文音、水崎綾女、小宮有紗、坂本浩一監督と共に登壇した。「アクションシーンが大変過ぎた」と撮影を振り返る釈は、「肩とか腕とか筋肉がどんどんついて、お腹も6個に割れて、『RIZAP(ライザップ)』の広告みたいになった」と話題のトレーニングジムのテレビCMを引き合いに出して笑いを誘った。
本作は、西川秀明の人気漫画「職業・殺し屋。」を原案としたハードボイルドアクション。プロの暗殺者として育てられた主人公キリ(釈)が、ある事件に巻き込まれて亡くなった母(大西結花)と、声と右腕を失った妹分のルイ(文音)のため、復讐(ふくしゅう)に燃える姿がダイナミックなアクションで描かれる。
孤高の女暗殺者を演じた釈は、劇中で着用した黒革のボディースーツ姿で現れると、「公開初日を迎えることができ胸がいっぱいです。すごくうれしくて、苦しいなぁと思ったらこの衣装のせいでした」と冗談を交えながらあいさつ。このスーツを着るのは半年ぶりだそうで、「こんなにきつかったっけ? と思うほどムチムチ。昨晩、ラーメンと餃子を食べたことをすごく後悔しました」とざんげする。しかし、「本編ではキリッキリのキリを楽しんでください」と磨き上げられた美ボディーと、黒帯を持つ古武道で培ったアクションをアピールした。
この日は、久保田のM気質がさく裂。劇中、釈から股で絞め技をかけられるシーンがあるそうで、「喜びを感じました」とポロリ。さらに、190センチもある男との格闘シーンを演じた水崎が、絞め技を再現するため久保田の首に腕を回そうとすると「いいんですか?」と歓喜の表情。技の途中、ピースサインで笑顔も見せると、「美しい女性たちが華麗に舞うアクションと、それをされて喜ぶ男たちの顔が見られると思います。ぜひ楽しんでください」と独特の感性で見どころを語り、会場を沸かせた。(取材・文:鶴見菜美子)
映画『KIRI-「職業・殺し屋。」外伝-』は全国公開中