玉山鉄二「マッサン」ですっかりウイスキー通!関係者もうならせる
NHK連続テレビ小説「マッサン」で主人公・マッサンこと亀山政春を演じた玉山鉄二が25日、六本木ヒルズで行われた「NIKKA WHISKY STORY BAR TOKYO」プレスプレビューに出席した。マッサンはニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝氏がモデルとなったことから、今回、玉山は同ブランドのアンバサダーに就任。「こういった形で任命されてすごくうれしい。身が引き締まるという気持ち」とドラマがつないだ縁に感謝し、「これからも一生懸命ジャパニーズウイスキーの素晴らしさを伝えていきたいです」と笑顔を見せた。
私生活でも大のウイスキー好きになったという玉山。「僕はもともとウイスキーを飲むことはあまりなかったんですけど、役づくりで竹鶴さんについて調べていく中で、竹鶴さんの情熱、作り手の思いに魅せられて飲むようになりました。ウイスキーの歴史に触れれば触れるほどおいしさが増すという感じです。今は基本的に毎日飲みます。やっぱり仕事を終えた後が一番おいしいですね」としみじみ。
この日は実際にウイスキーのテイスティングなどにも挑戦。「画(え)になりますね」と声を掛けられると照れ笑いを見せるも、テイスティング後はウイスキーの味をチョコレートに例えるなどプロ顔負けのコメントで、「非常に的確。さすがですね」とニッカ関係者らを驚かせた。
また、客席の女性客に「好みのタイプはどんな人ですか?」と尋ねると、その女性にあったウイスキーをセレクトするなど、通ぶりを発揮。ウイスキーの扱いについても「自由に自分の飲みたいように飲むスタイルがウイスキーは合っている」と持論を展開し、「役者としても自分はウイスキーや竹鶴さんに感化された部分がたくさんあります。僕もウイスキーのように熟成されたかっこいい大人になりたい」と話していた。
「NIKKA WHISKY STORY BAR TOKYO」はニッカのオフィシャルバーとして、26日から来月12日までの期間限定で六本木ヒルズにオープンする。(取材・文:名鹿祥史)