夏帆、『海街』4姉妹は今も仲良し!「ちょこちょこゴハンに行っている」
女優の夏帆が27日、都内で行われた映画『海街diary』のティーチインイベントに是枝裕和監督と共に出席した。映画が公開された今も4姉妹を演じた綾瀬はるか、長澤まさみ、広瀬すずとの交流が続いているという夏帆は、「本当に3人のことが大好きで、いい意味でみんな普通の感覚で接しているので一緒にいると落ち着くんです。ちょこちょこゴハンにも行ってますよ」と笑顔で語り、プライベートでも姉妹のように仲がいいことを明かした。
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この日、初めてティーチインイベントに参加したという夏帆は、挙手する観客を自ら指名し、質問に解答しながらファンとの交流を満喫。是枝監督との撮影裏話を聞かれた夏帆は、「撮影に入る前に(舞台となる)家を4人で掃除したり、料理を作ったり、洗濯をしたり、それからお花見に行ったり……まず、その場の空気感や関係を(監督が)作ってくれるので、無理して演じている気がしなかった。気付いたら1本映画ができていた、というくらい自然体でしたね」と述懐。
すると観客から、「縁側で千佳(夏帆)が佳乃(長澤)の足をツンツンするシーンがありましたが、あれは自然なしぐさ?」という質問が飛び出し、これに対して夏帆は、「あれは撮影の合間に、わたしがまさみちゃんの足をペタペタしてたら、監督がワァーって走って来て、『それ、そのまま(本番で)やってね』って言われてやったんです」と舞台裏を告白。
さらに、「この作品には、本当の姉妹のような関係になれたからこそ自然に出てきたしぐさがたくさんあると思うんですが、監督のセンサーがすごい。『あ、見てたんだ!』ってビックリしました」と夏帆が視線を送ると、是枝監督は、「はい、ジロジロ見ていました。ワイヤレスマイクで会話をこっそり聞いたりも。映画の現場だから許される行為ですね」と照れくさそうに振り返った。
本作は、吉田秋生の同名ベストセラーコミックを映画化した家族ドラマ。音信不通だった父親の葬儀をきっかけに共同生活を始めた3姉妹の幸(綾瀬)、佳乃、千佳と、腹違いの妹すず(広瀬)の心の交流を、鎌倉の四季を通して描く。(取材:坂田正樹)
映画『海街diary』は全国公開中