『ハリポタ』舞台版、来年ロンドンで上演決定
2013年に企画進行中であることが明らかになった『ハリー・ポッター』の舞台版が、2016年にロンドンのウエストエンドで上演されることになったと、原作者J・K・ローリングがTwitterで明かした。
舞台版のタイトルは「ハリー・ポッター・アンド・ザ・カースド・チャイルド(原題)/ Harry Potter And The Cursed Child」で、直訳すると「ハリー・ポッターと呪われた子」。当初、舞台版は、原作や映画の前日譚(たん)にあたる内容で、主人公ハリーの幼少時代が描かれると伝えられていた。
しかし、ローリングは26日、「あまり多くを明かしたくはないけれど、舞台版は前日譚(たん)ではないわ」とツイート。さらに、「きっと聞かれるだろう質問に答えておくわ。どうして『カースド・チャイルド』は、小説化されないのか? 答えは、舞台を見れば明らかだと確信しているわ」とも述べており、舞台ならではのストーリー展開になることをほのめかしている。
ニック・ホーンビィ著の小説「ア・ロング・ウェイ・ダウン」の映画化で脚本を手掛けたジャック・ソーン、「ONCE ダブリンの街角で」などを手掛けた演出家のジョン・ティファニーと共に、ローリング自身も製作に携わっているとのこと。公式サイトによれば、舞台は2016年夏に初演予定で、チケットは今秋発売。キャスティングなど、今後のニュースが待ちきれない。(鯨岡孝子)