滝川クリステル、バラ役で本格演技初挑戦!アニメ映画「星の王子さま」で
フリーアナウンサーの滝川クリステルが、小説「星の王子さま」を初めてアニメーション映画化した『リトルプリンス 星の王子さまと私』でバラ役の声優を務めることが明らかになった。星の王子さまに愛を教えるバラは、米&仏版ではオスカー女優マリオン・コティヤールが演じている重要な役柄。滝川は「本格的な演技はしたことがないので最初は戸惑いましたが、今回はあえて自分を投影させて声を吹き込みました」とアフレコを振り返っている。
映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』日本語吹き替え版予告編
本作は、サハラ砂漠に不時着した飛行士と小惑星からやってきた小さな王子の交流をつづり、全世界で1億4,500万部以上を売り上げているアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの名作小説の“その後”を『カンフー・パンダ』のマーク・オズボーン監督が描いたアニメーション。母親の言いつけを守って勉強に明け暮れる9歳の女の子が、星の王子さまと出会ったという飛行士の老人と知り合って友情を深めていく……。
配給側は滝川の起用理由について「フランス出身で『星の王子さま』への理解も深く、うっとりとする艶のある声が物語のヒロインでもあるバラにぴったり。真っ先に思い浮かびました」と説明。滝川は「このお話を頂いたとき『やっとお話が来た!』と思いました! 幼い頃からずっと一緒にいる大切な本が原作なので、とてもうれしかったです。バラ役は物語の大事な役どころでもあるので、プレッシャーも感じましたが、すぐにお返事をさせていただきました」と思い入れの深い作品に声を吹き込む喜びを明かしている。
また、星の王子さまに友情を教え、物語のテーマの一つでもある「大切なものは、目には見えない」という印象的なセリフのあるキツネ役には『鉄コン筋クリート』以来9年ぶりの声優業となる伊勢谷友介、砂漠で星の王子さまに怪しげに語りかけるヘビ役には声優初挑戦の竹野内豊が決定した。このほか、女の子役を鈴木梨央、その母親役を瀬戸朝香、飛行士役を津川雅彦、うぬぼれ男役をビビる大木が担当することもすでに発表されており、日本語吹き替えキャストがどのように「星の王子さま」の世界を作り上げたのか注目だ。(編集部・市川遥)
映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』は11月21日より2D / 3D全国公開