カルト的人気のホラー『悪い種子(たね)』リメイク始動!
1956年に製作され、今でもカルト的な人気を誇るホラー映画『悪い種子(たね)』のリメイク版の製作が始動していると The Hollywood Reporter が報じている。
本作は、テレビシリーズ「サイコ前章『ベイツ・モーテル』」のマーク・ウォルパーの製作会社ザ・ウォルパー・オーガニゼイションと、ワーナー・ホライズン・テレビジョンが、米Lifetime局の下で企画しているテレビ映画作品。監督は決まっていないが、脚本は『エクソーシズム・ダイアリーズ(原題) / Exorcism Diaries』のバーバラ・マーシャルが執筆するという。
ストーリーは、仕事でも成功を収めて娘の人生にはベストな選択をしてきた最高の母親である主人公ケイトが、冷酷で殺人願望を持つソシオパス(社会病質者)の娘の凶暴性に手を焼くというもの。
1954年に出版されたウィリアム・マーチの同名小説は、1956年にオリジナル映画、1985年にはテレビ映画が製作されている。オリジナル版では、主演のナンシー・ケリーがアカデミー賞主演女優賞に、助演のパティ・マコーマックとアイリーン・ヘッカートはアカデミー賞助演女優賞にノミネートされた。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)