『アベンジャーズ』E・オルセン、ファッションアイコンの座は姉たちにお任せ!
ハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』のヒロインを務め、公開中の映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』では、マーベルコミックスの新ヒーローに大抜てきされた米女優エリザベス・オルセン。根強いファンを持つ海外ドラマ「フルハウス」で人気を博し、ファッションアイコンとして活躍する「オルセン姉妹」の妹でもある彼女が、同作の女優としての展望を語った。
本作で彼女が演じるのは、『ゴジラ』で夫婦を演じたアーロン・テイラー=ジョンソンふんする高速のヒーロー、クイック・シルバーの姉であり、テレキネシスを操るスカーレット・ウィッチ。ハリウッドにおいて並ぶもののないフランチャイズ作品の一員となったことにオルセンは「安定感のようなものを得たのは確かね」と語る。
しかしそれは、今後も同じ役をやり続けなければならないということ。女優としてリスクを伴う可能性もあるが、エリザベスは、「小規模映画では、自分の演技や全てがコントロールできるけれど、大作映画では、コントロールがきかない中、何とかバランスを取ろうとする。だから違ったタイプの作品に挑戦できるのは本当にラッキーで、できるだけそのバランスを続けていきたいと思うの」と前向きだ。
そんな女優として地に足の着いた姿勢は、姉たちに向けた視線にも表れている。彼女たちのようなファッションアイコンになる気はないといい、「個人的にあの二人は、インテリアやファッションに関して世界中のどんな人よりもセンスがあると思う。二人が作る洋服は完璧だし、お店もアパートも、持ち前のセンスが発揮されていて最高にゴージャスなの。あいにくわたしにはそのセンスはないわ。だからファッションは二人に任せて、自分の道を進むしかない」と語るエリザベス。
たが、姉たちと過ごした日々はキャリアにとって大きな助けになっているとのこと。本作でも、姉弟役を務めるにあたりエリザベスは、双子の姉たちの関係を参考にしたと明かし、「クイック・シルバーとスカーレット・ウィッチは過保護なくらい、お互いを守ろうとする。これは、うちの姉たちがそうだったから、ぜひマネしようということになったのよ」と笑顔を見せた。(編集部・入倉功一)
映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』は全国公開中