マーベル『ブラック・パンサー』監督決まらず
マーベルコミックスのスーパーヒーローの一人、ブラックパンサーが主人公の映画『ブラック・パンサー(原題) / Black Panther』で、『グローリー/明日への行進』のエヴァ・デュヴァネイ監督がメガホンを取るといううわさがあったが、その可能性が立ち消えになったとEssence.comが伝えた。
【動画】エヴァ・デュヴァネイ監督作『グローリー/明日(あす)への行進』
ジャングルの中にある文明国家ワカンダの王ティチャラが、ブラックパンサーとして活躍する姿を描く本作。ブラックパンサーは、2018年よりパート1、2の2部構成で公開される予定の映画『アベンジャーズ』シリーズ第3弾『アベンジャーズ:インフィニティー・ウォーズ(原題) / Avengers: Infinity Wars』にも登場するといわれている。
『グローリー/明日への行進』でゴールデン・グローブ賞やインディペンデント・スピリット賞の監督部門にノミネートされたデュヴァネイ監督は、「どういうストーリーがいいかについて、自分とマーベルとは異なる考えを抱いていた」とコメント。さらに、マーベルについて「物事を実行するのに、ある種のやり方を持っている。スタッフは素晴らしい人たちばかりで、マーベルのファンは多いわ。わたしにアプローチしてくれたというだけで最高の気分だったわ」とも話している。
ブラックパンサー役は、映画『42 ~世界を変えた男~』『ドラフト・デイ』などのチャドウィック・ボーズマンに決まっている。(鯨岡孝子)