染谷将太、ニューヨークで賞を受賞!「演技の道を極める」と英語でスピーチ
俳優の染谷将太(22)が現地時間4日、第14回ニューヨーク・アジア映画祭でライジング・スター賞を受賞した。リンカーン・センターのウォルター・リード・シアターで行われた授賞式に出席し、満席の観客席から盛大な拍手を贈られた染谷は「この賞を受賞し大変光栄です。演技の道を極めて、今後も多くの映画に出演していきたいと思っています。本日はお招きいただきありがとうございます」と英語でスピーチ。ニューヨークの観客を前にさらなる飛躍を誓った。
ニューヨーク・アジア映画祭は北米有数のアジア映画祭。ライジング・スター賞はこれからの活躍が期待される若手俳優を対象にした賞で、昨年は『ヒミズ』で染谷と共に日本人初の第68回ベネチア国際映画祭マルチェロ・マストロヤンニ賞(新人賞)に輝いた二階堂ふみが受賞した。日本からはこれまでに山田孝之(第10回)と長澤まさみ(第11回)も同賞を贈られている。
染谷にトロフィーを授与したスクリーン・インターナショナルのティム・グリアソン氏は「今年は染谷将太さんに贈ることができて特に幸せです」と喜びのコメント。「去年は『永遠の0』がここで上映されましたが、今年は彼の出演映画が2作品上映されます。『さよなら歌舞伎町』と『TOKYO TRIBE』です。日本で大忙しの彼を今夜ここに迎えることができて光栄です。彼はすでに素晴らしいキャリアを築いていますが、今後も素晴らしい演技を楽しみにしています」と染谷の将来に大きな期待を寄せているようだった。
この日は『さよなら歌舞伎町』『TOKYO TRIBE』のニューヨークプレミアも行われ、『さよなら歌舞伎町』の上映終了後には染谷、南果歩、廣木隆一監督がQ&Aに参加した。染谷との仕事について聞かれた廣木監督は「染谷は、日本の俳優の中でもすごく稀有(けう)な役者なんですよ。普段はこうやって居るんですけど、芝居をすると変わる稀有な役者です」と主演俳優を称賛していた。(編集部・市川遥)
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